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私たち病院薬剤師の業務は、多種多様となっています。薬の責任者としての自負をもって各業務に取り組んでいます。
開院101年を迎え、2023年1月岡波総合病院は移転し、新病院が開院しました。
薬剤部も設備を整え、以前よりも効率的で快適な職場に生まれ変わりました。
今後、更にチーム医療の推進と病棟薬剤業務の充実のため、病棟活動に意欲のある薬剤師を募集しています。
1.薬剤師の基本業務に基づく薬物治療の充実と安全確保
2.チーム医療による薬物治療の充実と安全確保
3.病院機能に基づく薬物治療の充実と安全確保
4.地域医療の充実と安全確保
薬剤師 17名(うちパート2名)
事務員 3名
薬学教育協議会(旧日本薬剤師研修センター) 認定実務実習指導薬剤師
日本薬剤師研修センター 研修認定薬剤師
日本薬剤師研修センター 漢方薬・生薬認定薬剤師
日本病院薬剤師会 病院薬学認定薬剤師
日本病院薬剤師会 感染制御認定薬剤師
日本褥瘡学会 認定褥瘡薬剤師(日本褥瘡学会認定師)
日本糖尿病療養指導士認定機構 日本糖尿病療養指導士
日本臨床栄養代謝学会 栄養サポートチーム専門療法士(NST専門療法士)
処方箋の内容について、飲み合わせ・副作用・量・飲み方などのチェックを行い、患者様一人一人に適した形で調剤しています。
既成の医薬品では対応できない症例では院内製剤を使用する必要があります。
内用液剤、外用剤、検査薬など多種の薬剤を調製しています。
処方箋の内容について、投与量・経路・速度・期間などのチェックを行い、注射薬の調剤を行います。また、注射薬の中には混合すると濁ったり薬の効果が落ちる組み合わせのものもありますので、これらも事前にチェックしています。
安全キャビネット2台を備え抗がん薬調整を行っています。最新の抗がん剤監査システムが導入されました。
投与量や投与間隔、レジメンについて薬剤師がチェックを行い、安全で間違いのない抗がん剤治療が行われています。
また、入院患者様だけでなく、外来化学療法の際も治療内容の説明や患者様の副作用や困りごとについてのお話をお伺いし、安心して治療を受けていただけるよう努めています。
クリーンベンチが設置され、中心静脈栄養輸液、無菌製剤などの調製を行っています。
数多くある薬の効果や副作用の情報を収集、管理しています。医師や看護師、患者様からは薬の使い方はじめ様々な問い合わせがあり、日々対応しています。製薬会社からの医薬品についての情報も集約し、適切な形で提供しています。
外来の患者様は院外の薬局でお薬をもらっていただきますが、特に服薬指導が必要となる自己注射や吸入薬等に対しては外来患者様にも説明を行っています。
効果と副作用のさじ加減の難しい薬品の場合、患者様ごとの薬剤の投与設計が必要になります。体型や年齢、腎機能、血液中の薬物濃度測定、治療効果から適正な投与量、投与間隔などの提案を行っています。
入院患者様のベットサイドに伺い、処方されたお薬の効果・使い方・使用上の注意などの情報提供(服薬説明)を行うとともに、薬による副作用、相互作用(飲み合わせ)などの安全面のチェックを行っています。
入院時は持参薬を見せていただき、患者様や家族にお話を伺うことで、服薬状況やアレルギー、副作用歴を確認します。薬剤師の視点から入院患者様の情報や状態を把握し、医師、看護師、他職種と共有しています。また、医薬品の適正使用のため、医療者からの質問に対応したり、病棟で使用する医薬品の管理を行っています。
患者様の治療においては、医師・看護師・薬剤師・その他の医療スタッフがチーム一体となって取り組んでいます。病棟活動のほか、ICT(感染制御チーム)、緩和ケアチーム、褥瘡・NSTチーム、認知症ラウンド、精神科ラウンドなどのチームカンファレンスに参加し、薬剤師の視点から薬物療法への提案など、多職種と協力して患者さんの治療に関わっています。
当院薬剤部では,実践力の高い薬剤師養成に協力して、薬学生5年次に11週間の実務実習を行っています。薬剤部や病棟での薬剤師業務だけでなく、他職種とのラウンドへの参加や検査室、手術室の見学など当院でしか経験できない実習も学生さんから好評です。
薬剤師の声
1日のスケジュール
募集要項
①入職1年目
私が病院薬剤師を目指した理由は、病院では調剤業務や服薬指導だけでなく、多職種連携、薬物血中濃度モニタリング、輸液混注業務など様々な業務が行えると思ったからです。
入職して間もない頃は慣れない業務に不安もありましたが、先輩薬剤師がわかりやすく指導や相談に乗ってくれるため、少しずつ多様な業務もこなせるようになってきました。
特に先輩薬剤師による、各疾患の主な薬物治療についての講義は、臨床現場での薬の使用法をしっかり学べる良い機会となりました。
②入職13年目
私は今、3才と5才の子育てをしています。この職場でなければ仕事と家庭の両立は難しかったかもしれません。出産後9か月から復帰していますが、当院は託児所が併設されており、近くで預かってもらえるので安心でした。
時短勤務を経て今は常勤に戻っていますが業務時間や休日取得など自分の都合もつけやすく、仕事とプライベートの切り替えができています。
薬剤部内は話しやすく、先輩たちに子育ての悩みなど聞いてもらえることも息抜きになっています。
③入職20年目
私は認定褥瘡薬剤師、NST専門療養士の資格を取っています。これを生かして院内では褥瘡対策・栄養サポートチームに所属しており、定期的に医師・看護師・管理栄養士・臨床検査技師・理学療法士・言語聴覚士と共にラウンドを行っています。軟膏の使用法など困った症例がある場合、個別で病棟から相談も受け、随時ラウンドに行き、患者さんにあった治療法を医師に提案しています。
資格取得や、学会参加に対しての職場からの援助も得られ、費用の補助も受けられます。
当院への疑義照会には下記の用紙をお使いください
岡波総合病院 院外処方箋 疑義照会書 情報提供書がん化学療法レジメンは、当院の化学療法委員会で審査され、承認されたレジメンです。
その内容は保険薬局や他の医療機関などにおいて、患者さんやご家族に対して適正な指導や副作用管理等に活用できるよう公開するものであり、
その他の目的での用途は想定しておりません。また、投与量、投与スケジュール等は患者さんの状態によって変更される場合がありますのでご留意ください。
なお、保険薬局からのレジメンに関するお問い合わせは薬剤部にお願い致します。
岡波総合病院 薬剤部 TEL 0595-21-3135(代表)
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