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日本整形外科学会認定施設として5人の常勤が、外傷・関節外科・脊椎外科を中心に整形外科全般について診療しています。高度な専門性を必要とする疾患に対しては奈良県立医科大学と連携をとり治療にあたっています。
私が赴任した平成22年の時と比べ、手術室で行われた手術の延べ人数は最近の1年で523人であり、時に平成25年9月頃からさらに伸びており、現在延べ755人になっています。赴任当時が400例前後であったのに対し、飛躍的な増加を見ています。これはあくまで手術室を利用した人数であり、外来にて行われた処置は含まれておりません。
これも一重に、かかりつけを作るなどしていただいた患者様、開業医の皆様の日々のご協力なしでは得られない実績と考えております。
また、当科外来では朝9時から消毒などの処置が必要な患者様の診療を先に行っております。また救急病院の性質上、救急処置が必要な患者様を優先して見る必要が多々あり、診療が遅れることがありますが、何卒ご理解頂きたく存じます。
部 長
衣川 和良資 格 | 日本整形外科学会専門医 |
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医 長
江川 琢也資 格 | 医学博士 日本整形外科学会整形外科専門医 日本リハビリテーション医学会リハビリテーション科専門医 日本体育協会公認スポーツドクター 奈良肩関節フォーラム世話人 |
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医 師
塚田 直紀資 格 | 日本整形外科学会整形外科専門医 |
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医 師
杉岡 修平資 格 |
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医 師
美波 直岐資 格 |
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外 傷 | 骨折脱臼の急性期治療ならびに偽関節などに対しても治療を行っております。特に高齢者に多い大腿骨頸部骨折に対しては早期に手術を行うように努めています。 |
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関節外科 | 鏡視下手術、人工関節置換術などの観血的治療を行っております。人工股関節は事前にコンピューターにて3Dシミュレーションをするなどよりクオリティの高い治療を目指しております。また、人工膝関節等でもナビゲーションシステムを使用してより正確な骨切りを目指しています。 肩腱板断裂におきましては、夜間痛や挙上位の患肢の使いづらさなどの症状が特徴的で、MRIや肩関節造影などの検査で診断し、鏡視下手術や一次修復が困難な場合は、直視下修復を行っています。 |
脊椎外科 | 手足がしびれる、歩くとおしりから太ももに痛みがでる、箸が使いにくいなどの症状がある方、脊椎の病気による可能性があります。このような病気は高齢化社会に伴い、近年非常に増加してきています。 ほとんどの方が手術をせずに内服、ブロック治療などの保存治療で症状が軽減します。保存療法で効果がない場合は、手術療法の適用となります。手術は内視鏡下や経皮的手術などの低侵襲手術も行っておりますが、早期診断・早期治療に勝るものはないと考えていますので、一度脊椎外来(水曜日)を受診してみてください。 |
関節リウマチ | 可能な範囲で抗リウマチ薬や生物学的製剤の導入などを行っています。病気の性質上、膠原病の専門受診が望ましいと考える場合、他院への紹介をさせていただくことがありますので、ご理解ください。 |
術 式 | 症例数 |
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外傷(骨折を含む) | 275 |
脊椎手術(固定術を含む) | 33 |
人工股関節置換術(再置換を含む)股 | 34 |
人工膝関節置換術(再置換を含む)膝 | 18 |
肩腱板断裂手術 | 14 |
その他 | 223 |
計 | 597件 |