ホーム > 診療/各部門紹介 > 看護部
人を大切にするケアとテクノロジーを融合し新たな看護を創造する
1.患者ファーストの視点でケアを提供する
2.多職種と連携し最適な治療、切れ目のないケアを提供する
3.倫理的感性を高め、チームで課題を改善する
4.現任者教育、学生指導を充実する
5.各部署の状況を可視化し、効率的なベッドコントロールや応援体制につなげる
6.DiNQLなど客観的なデータを用いて、看護の質を評価する
7.スマートベッドシステム、ナースコールなどのシステム機能を活用し
看護ケアの標準化と効率を図る
8.組織コミュニケーションを円滑にし、看護ケアの情報として活用する
看護部長
松島 由実(認定看護管理者)医療技術が進歩する一方、少子高齢化が進む医療社会において、看護の質を高め最適な看護ケアを実践するには、それら変化に柔軟にしていくことが大切です。 当法人は、救急医療から在宅看護、高齢者介護にいたるまで、看護の力を発揮するさまざまなステージがあります。患者さんのために、自分自身のために、一生懸命頑になる人でありたい、良き伝統を受け継ぎさらなる成長を続ける組織でありたいと思います。 そして、人を大切にするケアとテクノロジーを融合し、新たな看護の創造を目指していきます。詳しくは『看護部の紹介ページ』をご覧ください。
看護配置 | ・一般病棟:10対1 |
---|
集中治療室(HCU:HighcareUnit)
救急救命室(ER:Emagency Room)
HCUは10床のベッドを有し、内科系や外科系を問わず、高度な治療や全身管理が必要な患者さんを対象としています。
また、ERは救急車で来院された患者さんを受け入れる初療室3室、一般診察室3室、点滴用ベッド6床で構成されています。HCUや手術室、血管造影室と専用エレベーターで直結しており、緊急的な治療や検査が速やかに実施できる動線となっています。
HCU・ERは、高い機動力と柔軟な対応ができる部署を目指しています。
手術室
手術室は外科、整形外科、脳神経外科、心臓血管外科などの診療科を中心とした手術が年間約2000件実施されています。
また、24時間365日緊急手術にも対応しています。さらに、HCU、血管撮影室、臨床工学技士センターと隣接しており、多職種がチームで周手術期をサポートします。
手術室看護師は、進歩する手術医療に対応するため日々研鑽を重ねています。手術を受けられる患者さんとご家族に寄り添い、少しでも不安と緊張を軽減できるように「安全と安心」を最優先に看護を提供します。
透析室
透析室は、長時間の体外循環を安全に遂行するとともに健康管理や生活指導を行います。また足病変の早期発見などフットケアにも努めています。
日常生活の一部である人工透析を安心して受けていただけるように、患者さんの思いに寄り添いながら、医師・看護師・臨床工学技士が個々の専門性を発揮しています。
外来
外来は20診療科を有しており、1日平均550人の患者さんの診察や検査、治療を行っています。高齢化が進み、在宅医療や疾病予防が推進される中、地域医療を支える当院の役割は非常に重要であると考えています。外来診療は在宅療養に対する支援を充実させるため、多職種が一丸となって高い専門性を発揮します。
「おかなみさんで診てもらって良かった」と感じて頂けるように、患者さんやそのご家族の立場に立って考えることを大事にし、心のこもった看護を実践します。
4東病棟
4東病棟は脳血管疾患、大腿骨骨折などの急性期治療を終えた患者さんが、365日リハビリを行う伊賀地域唯一の回復期リハビリテーション病棟です。
退院後、その人らしい生活を意識しながら、患者さんやご家族と目標を話し合い退院を支援することに力を入れています。またリハビリスタッフによる個別訓練の他に、日中ベッドから離れて過ごす時間を有意義に過ごせるように
病棟スタッフによる季節に応じたイベントやアクティビティを取り入れ、患者さん・スタッフともに笑顔で活気ある光景の見られる病棟です。
5東病棟
内科・血液内科の病棟です。肺炎、糖尿病の他、白血病、骨髄異形成症候群、悪性リンパ腫や多発性骨髄腫などの血液がんの化学療法・輸血療法、緩和ケアなどを目的とする患者さんが入院しています。
バイオクリーン1床、クリーンルーム5床が完備されており、化学療法治療開始後の易感染状態であっても、安心な空間の中で療養生活を送っていただけます。
化学療法副作用症状の緩和と感染予防をはじめとした生活管理を行えるよう、病棟スタッフが一丸となり、患者さんが不安なく、できる限り元の生活に戻れるように関わっています。笑顔あふれるチームワークで患者さんに寄り添い「この病棟で治療してよかった」と思って頂けるよう、心の込もった医療を目指します。
5西病棟
5西病棟は、循環器内科・心臓血管外科の病棟です。心疾患を主とする急性冠症候群、心不全、不整脈などの検査や治療、また冠動脈バイパス術、弁形成や弁置換術などを受けられた患者さんが入院しています。
私たちは手術後の生活を守ることを大切にしながら日々看護ケアを提供しています。循環器疾患の多くは、生活習慣との関りが深いため、患者さんの生活習慣を一緒に見直し、より良い生活ができ再発が予防できるように医療チームで連携し取り組んでいます。
6東病棟
6東病棟は、消化器外科、消化器内科、婦人科の病棟です。外科や婦人科疾患の手術、また消化器内科は先進的な内視鏡治療や処置を受けられる患者さんが入院しています。
私たちは、検査・処置・手術を安心して受けていただけるよう心のこもった看護ケアに努めます。さらに、手術療法だけでなく化学療法をうける患者さん、痛みがある患者さんに対して、個別性のある看護を目指します。
6西病棟
6西病棟は、脳神経外科、泌尿器科、眼科、口腔外科の病棟です。脳神経外科は一次脳卒中センター(PSC:Primary Stroke Center)に認定をされ、発症から迅速に対応します。
私たちは患者さんの持てる力を最大に引き出し、大事にしている事や生活背景を考えながら患者さんや家族とともに目標を考え看護ケアを実践します。さらに、患者さんが安心して退院後の生活が整えられるように努めます。
7東病棟
7東病棟は、社会や地域のニーズの変化に応じて、「患者さんの『今まで』と『これから』の生き方を大切に」を合言葉に、患者さんやその家族との対話を深め看護を展開します。さらに、患者さんの意思を尊重した暮らしの実現に向けて、退院後地域での生活を整えられるよう医療チームで取り組んでいます。
7西病棟
7西病棟は、整形外科と小児科の病棟です。整形外科では、骨折や脊椎・関節疾患で手術受けられる患者さんが入院されています。手術を安全に受けられるようにサポートし、手術後は医師や理学療法士・医療ソーシャルワーカーと連携を図り身体的・社会的な不安や困り事を解決しながら早期離床や社会復帰を目指した看護を実践します。
小児科は、24時間体制で緊急入院を受け入れ患児が不安やご家族が安心して入院生活が送れるよう療養環境を工夫した看護を提供します。
より高い専門性を持った看護師がケアの実践、職員の指導や相談に応じるとともに、病院、老人保健施設、訪問看護、地域など、幅広い部門で活躍しています。
がん看護専門看護師
中 滉子国民の2人に1人ががんに罹患する時代、がんは治療の進歩とともに「病と共に生きる」疾患となってきています。がん専門看護師は、がんと診断された時から患者さん、ご家族の不安や苦痛を和らげ、様々な意思決定を行うためのサポートを行っています。 また、緩和ケアチームでは多職種と共に苦痛の緩和に努めています。おひとりで苦しまず、どうかご相談ください。一緒に対処する方法を考えましょう。
感染管理認定看護師
濱野 飛鳥私感染管理者として、施設内で感染が起こりにくい環境づくりや感染が起こっても広がらない対策を、医師・臨床検査技師・薬剤師・事務職とチームで実践しています。 当施設を利用する全ての患者さんやご家族に安全な医療と安心できる看護を提供すること。そして、当施設で働く全ての人を感染から守る役割を担っています。
感染管理認定看護師
村田 幸私は感染管理認定看護師として医療関連感染を防止し感染対策を推進できるように外来実務を通して現場の感染対策に努めていきます。
感染管理認定看護師教育課程修了者 特定行為研修修了者
藤澤 春美感染対策室では、安心した医療を提供できるよう、感染対策の視点から支援を行っています。医療関連感染を未然に防ぐこと、発生した感染症が拡大しないように速やかに制圧し、終息を図ることができるよう感染対策を行います。 患者さまやご家族、職員を含めた病院に関わるすべての人々を感染から守るため、組織横断的な感染管理活動を実践していきます。
脳卒中リハビリテーション看護認定看護師
東雲 洋美当院は2019年9月より脳卒中センターの認定を受け、地域の医療機関や救急隊からの要請に対して、24時間365日脳卒中や脳卒中を疑う患者さんを受け入れています。 脳卒中ケアチームメンバーと共に脳卒中後の重篤化回避を行い、患者さんの持てる力を活かしたリハビリテーションの実施と生活の再構築のためのケアを実践していきます。
慢性心不全看護認定看護師 特定行為研修修了者
林 愛希仁高齢化に伴い心臓病を患う人や、心臓病で亡くなる人が増えています。心臓病の多くは完治せず、病気を悪化させないように上手く付き合い、予防することが重要となります。その過程では、患者さんも支えるご家族も、様々な苦難や困りごとが生じると思います。 患者さんやご家族と共に、一つ一つの課題と向き合い、安心できる日常生活が続けられる様活動していきます。。
認知症看護認定看護師
城井田 浩二現在高齢化が進む中、認知症のある患者さんも年々増加しています。認知症がある患者さんは入院することで環境が変わり、せん妄を発症し、意思を上手く表出できないため適切なケアが受けにくい状態になります。当院では認知症ケアチームの多職種でこれらの問題に取り組んでいます。 認知症のある患者さんの意思が尊重され、症状や病態の悪化を防ぎ、住み慣れたこの地域で自分らしく暮らし続けることができるよう活動していきます。